ヤビツギンラン

(ラン科キンラン属)

 当初「距のないギンラン」としていましたが、2020年に新品種のヤビツギンランとして発表されました。クゲヌマランのような感じがしますが、花はほとんど開かず、唇弁が花弁化しているため距がありません。ギンランと混生している場合が多いようです。

[撮影データ]

11.5.5 埼玉県

 研究者の方に伺ったところ「距のないギンラン」ということで、各地から報告があるようです。





15.5.3 埼玉県
     
 花のアップです。クゲヌマランにはわずかに距があるのですが、こちらには全くそれらしきものがありません。





15.5.3 埼玉県

 新たな産地のものです。







16.4.30 埼玉県
     
 花は開いてもこの程度です。







16.5.1 埼玉県

 花を指でそっとこじ開けてみると唇弁が花弁化していました。





16.5.1 埼玉県
     
 昨年まで出ていなかった場所に数個体出現していました。






17.5.3 東京都

 今年は温暖な日が続いたせいか、例年より10日ほど早く開花していました。






18.4.22 東京都
     
 この年も開花は少し早めでした。







19.4.28 東京都

 久しぶりに花をたくさんつけた株に出会うことができました。








20.4.30 東京都
     
 この年に見た一番花数の多かった個体です。






21.4.30 東京都

 少し花期には早いのではと思いながら訪れましたが、ちょうど花の見頃でした。







22.4.27 東京都
     
 花のアップです。上から2番目の花はギンランと同じくらいに開いていました。






22.4.27 東京都

 この年は春の訪れが早かったせいか、例年より10日ほど早く花をつけていました。







23.4.21 東京都
     
 この年は個体数がかなり少なかったようです。






24.4.26 東京都