オオバノトンボソウ

(ラン科ツレサギソウ属)

 夏に咲くツレサギソウの仲間で、何よりもうれしいのが私の住んでいる身近な場所に見られることす。この花に出会うために雑木林をさまよっていると、こどものころ、カブトムシやクワガタムシを採りに行ったときのことを思い出すのですが、最近ではこのような場所で遊ぶ子供の姿をほとんど見かけないのが残念です。

[撮影データ]

05.7.18 東京都

 個体数は少なくないのですが、なぜか状態のよい花にはめぐり合えません。







08.7.21 埼玉県
     
 雑木林を歩いていると、久しぶりに見頃の花をつけた個体に出会えました。






09.7.12 埼玉県

 あらかじめ開花前に偵察しておいたのですが、いちばん期待していた5個並びのものは暑さのせいか黒ずんで萎れていたものの、こちらはしっかりと花を咲かせてくれていました。




10.7.11 埼玉県
     
 花茎がまっすぐに伸びた個体で、ちょうど花が見ごろの状態でした。







11.7.17 東京都

 4個並びのオオバノトンボソウです。







12.7.15 東京都
     
 かなり大きな個体が2つ並んで花を咲かせていました。







13.7.21 東京都

 ちょうど見ごろで、端正な形をした個体です。







14.7.6 東京都
     
 花となる部分がすべて葉化してしまったオオバノトンボソウです。花数が多い分、葉の数も相応に多くなっていました。






15.7.4 埼玉県

 温暖化のせいか、年々花期が早くなっているようです。







16.7.2 東京都
     
 今年はこの時期に暑い日が続いたので、多くの蕾が萎れてしまい、やっと花の咲いた株に出会うことができました。






17.7.9 埼玉県

 久しぶりに見た大株のオオバノトンボソウです。






18.7.1 埼玉県
     
 昨年撮影した花が結実して残っていました。






19.7.11 埼玉県

 訪れた時期が少し遅かったせいかほとんどの株の花が傷んでいるなか、どうにか見頃の個体を見ることができました。






20.7.7 埼玉県
     
 この年の開花はかなり早かったようです。








21.6.25 埼玉県

 花のアップです。








21.6.25 埼玉県
     
 この年は梅雨明けが早く、林床が乾燥しきっていたせいかほとんどの個体の蕾が萎れて黒ずんでいましたが、どうにか花を咲かせた株に出会うことができました。




22.7.3 埼玉県

 この年の梅雨は暑い日が続き、雨もほとんど降らなかったせいか、ほとんどの花茎が萎れ黒ずんでいましたが、きちんと花を咲かせた株に出会うことができました。



23.6.24 埼玉県