ムギラン

(ラン科マメヅタラン属)

 常緑樹林内の樹幹や岩上に着生するランです。独特な偽球茎に1枚の葉をつけ、その隣あたりに2個程度の花を咲かせます。花はとても小さく、3mm程度とネジバナ程度で、虫眼鏡で観察しないとよく見えません。最近目の弱くなった私にはなおさらのことです。それにしても、こんな小さな花でもきちんと由緒正しいランの花の形態を整えているとは驚かされます。

[撮影データ]

06.6.17 愛知県

 久々に出会ったムギランです。





14.6.19 

 あまりにも地味な花ですが、見ているとなぜかほっとさせられます。




14.6.19

 葉が落ちてしまったのか、偽鱗茎が連なった状態で花を咲かせていたムギランです。




15.6.20
     
 ここでは苔の上に着生していました。








16.5.7 東京都

 今年は天候不順のせいか、花期はやや遅れていました。





17.6.24 
     
 2年ぶりに訪れましたが、個体数に変化はなく安心しました。






19.6.23

 久しぶりに訪れましたが、無事に花を咲かせていてくれました。






21.6.26 
     
 花のアップです。








21.6.26 

 例年ならまだ蕾の時期ですが、暑い日が続いたせいか、ほぼすべての花がピークを過ぎて萎れていました。どうにか見つけた花です。






23.6.19 
     
 昨年と同様に開花が早かったようで、ほとんどの花が終わりかけていました。






24.6.19