キバナノショウキラン

(ラン科ショウキラン属)

 このランが生育するのは薄暗く、じめじめしたようなところで、そこにこのランが咲いていると、まるで微かに発光しているかのようにも見えて、何か得体の知れないオーラでも発散しているような感じがします。花期は短く、花はすぐに傷んで、ほんの数日でとろけたような状態になってしまいます。

[撮影データ]

05.6.26 東京都

 人目のつかないところで、ひっそりと花を咲かせていました。




07.6.24 東京都

 ほんの一角にかなりまとまって出現していました。あと数日すればすべての株が開花しそうな雰囲気でしたが、残念ながら再訪することができませんでした。

09.7.5 埼玉県
     
 ことしはあまり出現しなかったようで、やっと蕾の状態の個体を見つけました。まだ蕾ということもあって、まったく傷みのないきれいな状態でした。





12.7.10 埼玉県

 はじめて結実している個体を見ることができました。子房は驚くほど白く、黒くなった花とのコントラストがとてもみごとで、ブラックチョコレートとミルクを組み合わせたような色合いでした。



12.7.22 神奈川県
     
 ちょうど見ごろの大きな株に出会うことができました。




14.7.5 埼玉県

 花のアップです。







14.7.5 埼玉県
     
 昨年は大株が現れたのですが、この年はその痕跡もなく、少し離れた場所にやっとこの1株を見つけることができました。





14.6.27 埼玉県

 ここ数年、この場所では出現していなかったのですが、やっと株を見つけることができました。





17.7.2 埼玉県

 今年は開花が早いのではないかと2週間早めに出かけましたが、まだ咲き始めの状態でした。




18.6.24 埼玉県
     
 この年はかなり花期が遅れていました。








19.7.3 埼玉県

 10数年ぶりに東京都で花を見ることができました。







21.6.20 東京都
     
 思いもよらぬ場所で出会うことができました。






21.7.15 山梨県

 少しピークを過ぎていましたがみごとな大株でした。






22.7.3 東京都