カツウダケエビネ(オキナワエビネ)

(ラン科エビネ属)

 この日、沖縄の森を初めて一人で歩きました。一番怖いのはやはりハブです。前日、1日10回出会ったとか、木の上から落ちてきて体に触れたとか、咬まれて何人も死んでいるなど、とても恐ろしい話を伺ったので、さっそくホームセンターでハブ毒の吸引器を購入し、途中で拾った棒を片手に態勢を整えてから森に入りました。上下左右を確認しながら、沖縄の森歩きの達人に伝授された棒によるハブの除去方法の練習をしながら棒をつきつきゆっくりと進みました。さいわいハブには出会いませんでしたが、まるで座頭市のような感じです。沖縄本島はエビネの南限地だそうで、このカツウダケエビネは唇弁が相対的に小さく、縦の隆起線が目立たないのが特徴だそうです。

[撮影データ]

09.3.20 沖縄県
         
 花のアップです。たしかに唇弁の形が少し違うようです。
























09.3.20 沖縄県