カシノキラン

(ラン科カシノキラン属)

 常緑広葉樹林の樹幹に着生するランです。一年のうちで最も暑い8月の中旬ごろ花を咲かせ、それもかなり空中湿度の高いところに自生しているので、撮影していると動かなくても汗がふきこぼれてきます。おまけにこの樹には蜂の巣があり、そのうちの何匹かにつきまとわれて威嚇され、足元にはヤマビルが蠢いているというとても過酷な状況のなかで撮影した1枚です。

[撮影データ]

07.8.18 千葉県
     
 久しぶりに見ることのできたカシノキランです。






13.7.7 沖縄県

 こちらは千葉県のものですが、沖縄よりも1か月花期が遅れています。日本に多種多様なランが生育しているのがわかるような気がします。




13.8.9 千葉県
    
 花のアップです。








15.8.16 千葉県

 数時間前に雨が降っていたので、根の葉緑素が透けて見えていました。







15.8.16 千葉県
     
 久しぶりに出会ったカシノキランです。







19.8.19 千葉県

 花のアップです。









19.8.19 千葉県
     
 ちょうど見頃の状態で花を咲かせていてくれました。関東地方より1ヶ月ほど花期が早いようです。






21.7.1 宮崎県

 この樹にはおびただしい数の個体が着生していました。







21.7.1 宮崎県
     
 時期的に開花には少し早いかと思って出かけたのですが、ちょうど見頃の状態で花を咲かせていてくれました。





22.8.9 千葉県

 4株が一斉に花を咲かせていました。もう少し長いレンズが欲しかったところです。






24.7.18 鹿児島県