エビネ

(ラン科エビネ属)

 何となく写真におさめるのが難しい花です。花だけクロースアップで撮ればそれなりに写せるのですが、それだとこの花の本質に迫れないような気がします。どちらかというと、写真より絵に描いた方がよいのかもしれません。例えばマティスだったら、簡略化された線とその色づかいで、写真以上の存在感を表現できるのではないでしょうか。このランとは相性がよいせいか、いろいろなところで出会っています。

[撮影データ]

06.5.8 埼玉県

 花のアップです。







04.5.15 東京都
     
 3年ぶりにエビネの群生地を訪れましたが、環境が変化して激減していました。かなりの急斜面に成育していたので、たぶん豪雨の影響かと思うのですが、残念でたまりません。今まで獣道をたどってどうにか行きついていたのですが、それらしきものもまったく分からなくなっている状況でした。ただ、幼株もいくつかあったので、何年かすると、またもとのような群生が見られるかもしれません。

07.5.19 東京都

 2年前に見つけたエビネですが、盗掘されることなく、今年も無事に花を咲かせていてくれました。



08.5.6 埼玉県
     
 残念ながら上の写真のエビネは盗掘されてしまいました。ホームセンターなどで栽培品が売られているもというのに、わざわざ掘り起こして持っていく人の気持ちが理解できません。ここの場所のエビネにはいつまでも花を咲かせつづけていてくれることを願うばかりです。


10.5.9 埼玉県

 新たに見つけられた個体ですが、かなり地味な色の花を咲かせていました。






11.5.15 東京都
     
 2年前に見たエビネの群落ですが、今年も無事に花を咲かせていてくれました。






12.5.9 埼玉県

 新たに発見されたエビネです。







12.5.27 東京都

 唇弁以外の花被片の色がかなり濃いエビネです。





13.5.3 埼玉県
     
 こちらは薄い花色のエビネです。








14.5.18 東京都

 一直線に横に並んで花を咲かせていました。





14.5.18 東京都
     
 この年は暖かかったせいか例年より早く開花していました。







15.5.3 埼玉県

 久しぶりに見ることのできた大株のエビネです。





16.5.5 東京都

 みごとに花を咲かせていた大株のエビネです。





17.5.8 東京都

 2年前に見た大株のエビネです。





18.5.4 東京都

 昨年と同じ群生した写真ですが、開花が10日も遅れていました。





19.5.13 東京都
     
 この年の春はコロナ禍のため外出自粛ということで近場のエビネしか見ることができませんでした。






20.5.8 埼玉県

 九州のエビネは初めて見ましたが、東京周辺のものに比べると花色が少し違うようです。





21.5.3 鹿児島県
     
 こちらは花数が多く背の高いひょろりとしたエビネです。






21.5.3 鹿児島県

 今まで気づかなかった場所で群生していました。






21.5.10 東京都
     
 花のアップです。








21.5.10 東京都

 昨年と同じ株ですが、花茎がより多くなっていました。






22.5.10 東京都
     
 新たな場所での群落です。







23.5.4 東京都

 ちょうど見頃の状態で花を咲かせていてくれました。






24.4.18 鹿児島県

 道もないところに群生していました。





24.4.18 鹿児島県