アオキラン

(ラン科トラキチラン属)

 環境庁のレッドデータブック2000では現存個体数50未満とされていますが、たまたま私が訪れた場所には、おそらくそれ以上はあったように思います。同じ仲間のタシロランによく似ていますが、色白なタシロランに比べると全体的に淡褐色で、少し力強い感じがします。この日、同属のトラキチランにも出会いましたが、残念ながらすでに花の盛りは過ぎていました。

[撮影データ]

03.9.6 山梨県

 久々に見るアオキランです。トラキチランに比べると地味な感じですが、どことなく気品があります。








09.9.16 長野県
     
 4年ぶりに出会ったアオキランです。











13.9.14

 開花したばかりなので全体的に白い感じです。時間とともに黄褐色になっていくようです。









13.9.14
     
 昨年と同じ場所のものですが、この年は個体数が前年の3割程度に減少していました。









14.9.13

 昨年新たに発見された産地のアオキランです。










15.9.5 長野県
     
 この年新たに発見された産地のものです。周辺を探して廻りましたが、この3個体だけしか見つかりませんでした。









15.9.5 長野県

 昨年と同じ場所ですが、この年は以前と比べものにならないほど多く出現していました。









15.9.12

 この年は当たり年だったようで、昨年の20倍ほど出現していました。腐生ランは年によって発生する個体数にかなり変動があるようです。






15.9.12
           
 昨年ほどではありませんが、例年並みの個体数で出現していました。










16.9.10

 昨年と同じ時期ですが、今年の開花は少し遅れていたようです。








17.9.9
     
 この年は開花も遅れ気味で、例年に比べると個体数もかなり少ない状態でした。










18.9.16

 いつもの場所ですが個体数がかなり減っているようでした。










19.9.13 
     
 ちょうど花の見頃でした。






21.9.8
     
 花のアップです。







21.9.8

 この年の開花は異常気象のせいか、少し遅めとなりました。







23.9.11