イヌノフグリ

(ゴマノハグサ科クワガタソウ属)

 帰化植物のオオイヌノフグリはいろいろなところに生えていますが、在来種のイヌノフグリはなかなか目にすることができません。オオイヌノフグリに比べると花がかなり小さく、とても繊細な感じがします。とは言え、両者とも晴天でないと開花しないという気難しいところは同じようです。
 

[撮影データ]

 08.2.2 群馬県

 名前の由来となった犬のフグリのような果実です。






















08.2.2 群馬県
      
 春の訪れとともに葉の色が徐々に青々としてくるようです。畑の片隅できれいな花を咲かせていました。




























11.2.26 埼玉県

 こちらはかなり大きな株で、数えきれないほどの花をつけていました。





























12.3.28 群馬県

 この年は冬に寒い日が続き、例年より開花が少し遅かったようです。例年だと葉がいきいきとした緑色になっているのですが、まだ赤みを帯びていました。



















13.3.9 埼玉県

 オオイヌノフグリと並んで花を咲かせていました。大きさと花の色がまったく違い、ちょっと勝ち目がなさそうな雰囲気で、生息域が狭まれているのがわかるような気がします。


















13.3.15 埼玉県

 昨年と同じ場所のものですが、個体数が徐々に増えてきているようです。



















16.2.21 埼玉県
      
 花のアップです。この年は少し前に積雪があったせいか、まだ赤茶けた葉色をしていました。




























16.2.21 埼玉県