ヒロハノアマナ

(ユリ科アマナ属)

 日当たりのよい草地や疎林下に生えます。アマナに似ていますが、葉の幅が広く中央に白線が入るのが特徴です。ここにはカタクリなども生え、多くの人々がその写真を撮っているのですが、控えめなこの植物には誰もレンズを向けていませんでした。

[撮影データ]

08.3.22 埼玉県

 ちょっと変わった花の形をしたヒロハノアマナです。
























08.3.22 埼玉県

 名前のとおり確かに葉の幅が広く、図鑑でも葉の幅は7ミリから15ミリと説明されています。この個体はその上限の15ミリを越えるほどの立派な葉をつけていました。

















11.3.30 東京都
       
 正面から見たヒロハノアマナです。





























12.3.29 東京都

 この年は春先に暖かい日がつづいたせいか、例年よりかなり早く開花していました。




















13.3.19 埼玉県
       
 今年は大雪のせいで開花が遅れると思っていたのですが、開花時期は例年とほとんど変わりませんでした。ここ数年冬から春の訪れが徐々にではなく、冬から突然初夏の陽気に変わっているような気がします。

























14.3.22 埼玉県

 ちょっと早めに現地に着いたせいで、花が開くまでのんびりしてから撮影したものです。





















16.3.18 埼玉県