ヒメハッカ
(シソ科ハッカ属)
北海道と本州の湿地にややまれに生える多年草です。淡紅紫色の花と淡い緑の葉のコントラストがみごとですが、生育している場所が場所だけに2000年の環境省RDBでは、開発や植生の遷移により100年後の絶滅確率はほぼ100パーセントとされ、絶滅の危機に瀕しています。このような湿地を保全していくのが我々の務めではないでしょうか。
[撮影データ]
11.9.14 栃木県